変幻自在ツッコミマスターへの道
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こんにちは。まさです。
皆さんは生きているうちにしてみたいツッコミはありますか?
僕はツッコミは会話の流れを円滑にすることができる大きな武器であると思っています。
しかしツッコミというのは会話の流れにあったツッコミをするからこそ心地よいテンポで話を進めることができます。自分のしたいツッコミなんて言えたもんじゃありません。
また、近年の若者たちの会話を不審がられない程度に聞いていると「なんでや!」、「違うやろ!」、「ネギを首に巻いた時に出るあの痛快な音か!」などのありふれたツッコミしかしておらず、とても悲しい気持ちになってしまいます。
いやどんな音や!や、そんな場面あるかい!
と突っ込んでしまったあなた。あなたももうすでにありふれたツッコミの術中にはまってしまっているわけです。そこで全国のツッコミ担当の人たちに問いたい。
君たちは本当にそのツッコミをしたいのかい?
そこで僕は考えました。
先に言ってみたいツッコミを考えてそのツッコミができるような会話に相手を誘導する、もしくはそのツッコミができる場面に誘導することができればこのありふれたツッコミしか言えない地獄から抜け出すことができるのではないかと。
なので今日は僕が個人的に言ってみたいツッコミを挙げて実際に使えるかどうかを試しながら考察していきたいと思います。
まず僕が言ってみたいツッコミの一つはこれです。
わかります。よくわからずきょとんとするのもわかります。
どういう意味なのか説明しましょう。
まずこのツッコミが言いたくなってしまった場合、相手に自転車の後輪をぬか床だと思わせなければなりません。
用意するものはこちらです。
- 新鮮なきゅうり
- 新鮮な大根 (お好みで新鮮な茄子などもOK!)
- 自転車に乗る友達
これが用意できればあとは相手にばれないように自転車の後輪に用意した野菜を敷き詰めていくだけです。するとこうなります。
みち「おいなんだよ。急に呼び出して。」
まさ「ちょっとお前に渡したいものがあってさ。俺がいいって言うまで目をつぶっててくれないか?」
みち「おいなんだよ。スッと渡せよ。」
まさ「いいからいいから。」
みち「仕方ねぇな。(ちょっとした期待感)」
↑この間に自転車の後輪に野菜たちを敷き詰めていく。
まさ「目を開けていいぜ。」
みち「なんなんだよ本当に。(目を開け自分の自転車を見る) えっなにこれ。」
まさ「いやお前の自転車の後輪ぬか床か!!」
~Fin~
どうでしょうか?見事に僕が言ってみたいけど一生言うことができないと思われていたツッコミを言うことに成功しました。
ちゃんと使った野菜たちはスタッフで美味しく召し上がりましょう。これ絶対です。
だいたいの趣旨は理解できてきたと思うので次にいってみましょう。
これはさすがに使い道ないやろって思った人も多いと思います。
しかし、これが言えるんです。大事なことなのでもう一度言います。
言えるんです。
用意するものはこちら。
- オシャレな喫茶店
- コーヒー
- 過剰な砂糖
実はたったこれだけの準備で言えちゃうんです。
まさ「ごめん。おまたせ!」
みち「本当だよ。もうさっそく疲れちまったよ。」
まさ「ごめんごめん。この辺でオシャレな喫茶店知ってるからそこ行こうぜ。」
~喫茶店にて~
まさ「とりあえずホットコーヒーで。あと過剰なまでの砂糖をお願いします。お前は?」
みち「僕はオレンジジュースでいいや。」
まさ「ではそれでお願いします。」
店員A「こちらホットコーヒーとオレンジジュースでございます。あとこちらが過剰なまでの砂糖ですね。」
みち「いやお前砂糖頼みすぎじゃね?」
まさ「これがいいんだよ。(コーヒーに砂糖を大量に入れ飲む) ゴクゴクッ。ぷは~。
いや昔ばあちゃんが作ってくれたいなりか!!」
~Fin~
このように甘さだけで突っ込むことができます。
このツッコミは日常生活でも使うことができるいいツッコミですね。
さすがに苦しくなってきましたね。さっきから僕はこんなことをしていていいのだろうか。そう自問自答を繰り返すばかりです。
でも言いましょう。言わないとダメなんです。人生は一度きり、言ったもの勝ちなのですから...
用意するものはこちら。
- 盛大な魔物の群れ (たくさんのぬいぐるみ)
- 魔界を連想させる瘴気が漂う土地 (なければ薄暗い土地でもOK!)
ぬいぐるみが少々大変でしょうか?しかし、これさえ揃えばもう安心。胸を張って行ってくるのです。
事前に土地に魔物の群れ(ぬいぐるみ)を良い感じにセットしておく
まさ「この前俺が言ってたお気に入りの場所今日行かない?」
みち「あーあの落ち着くって言ってた場所ね。いいね。行こうか。」
まさ「よしっじゃあ行くか!」
...移動中
みち「ここか確かに薄暗いけど落ち着くってあれ...?(魔物の群れを見る)なんかぬいぐるみ並んでね?」
まさ「あの真ん中歩いてみて。」
みち「えっいいけど...(魔物の群れの真ん中を歩く)」
まさ「いやお前それ魔王様のお帰りか!」
~Fin~
ほーら言えた。この世界にあるものを柔軟に使えばどんなことだって言えるんです。
可能性は無限大です。
これはとても難しいですね。言い出しといてなんですが何のイメージも湧きません。
まずロバがどういう動物なのかでさえもはっきりしていません。
でも言いたい。
そうです。言いたいから頑張るんです。
どうやったら言えるのか一生懸命考えてみました。
用意するものはこちら。
- ロバに対しての知識
- ロバの写真
- 動物博士みたいなやつ
- ロバ愛
今回は少し準備が大変そうですね。特に"ロバ愛"これは一朝一夕で身に付くものではありません。でもこれが準備できたなら後は思い切って言うだけです。
まさ「今日なんかじめじめするよね。お前こんな日はどんな気分になる?」
みち「そうやね。何もしたくなくて家でゴロゴロしたくなるよね。」
まさ「舞台はロバの胃の中か!!」
みち「えっどういうこと?」
まさ「なんかロバの胃の中って湿度が高い日は活動を停止してしまうらしいよ。そうだよね?動物博士みたいなやつ。」
動物博士みたいなやつ「違うよ。」
みち「えっ。」
まさ「えっ。」
~Fin~
皆さん無理はいけません。言いたくても言えないものは言えないんです。
世に出す前にちゃんと吟味しましたか?
こんなことになってしまいますよ?
このように日常にありふれたツッコミをただ何も考えずに使うのではなく、ただ言いたかったからという理由だけでツッコミを言うのも面白いかもしれませんよ。
全国のツッコミ役の諸君、君たちの活躍に大いに期待しています。
皆さんのツッコミ観に影響を与えることができたことを信じて終わります。