ヒステリックプルーン

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病的なほどに鉄分やユーモアを含んでいます

都内、なのに南の島!?八丈島の語りつくせない魅力を語りたい

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こんにちは。

日焼けしすぎて色黒を通り越してそろそろ闇夜に紛れられそうな肌色みちです。

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今回は八丈島に行ってきました。

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この記事を通して八丈島楽しみ方、あるいは僕の楽しそうな様子だけでも伝われば嬉しいです。

 

 

八丈島とは

 

八丈島は、フェリーで竹芝桟橋から約11時間、飛行機だと羽田空港から55分で行くことができる東京都伊豆諸島の島です。その面積は山手線の内側とほぼ同じ

しかし大きく違うのはその気候です。東京都のずっと南にある八丈島亜熱帯に属すため、常春の島と呼ばれるほど暖かく、魚や木や花も日本本土とは違った顔を覗かせているのです。

 

 

竹芝桟橋から出る夜行フェリーで島に向かいます。夜の旅立ちのワクワク感と言ったらありません。

 

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レインボーブリッジ:都会の明かりともしばらくお別れです。

 

甲板に出ている他の旅行者の方々も気持ちは同じ。持って行ったお酒を一緒に飲みながら抑えきれない旅の期待を語りました。
ちなみにその旅行者の方に何歳に見える?と聞かれ32歳と答えると28歳の方だったという絶妙に無礼なニアピンをかましてしまうという悲劇はまた別のお話です。

 

 

八丈島に到着したのは翌朝でした。島に着いて一番驚いたことは何と言っても海の綺麗さ
深い青の絵の具をそのまま溶かしたような色の海に、9月なのに暖かい日差しが注ぎます。

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船から見た底土の風景:海の色が違うのがわかります。


レンタカーを借りる


バス停はありますがシーズンではないためかほとんどバスの姿を見かけないため、レンタカーが主な移動手段となります。
島のほとんどのレンタカー屋さんは事前に予約をしておくと港まで迎えにきてくれます
僕たちはモービルレンタカーを利用しました。

 

 

シュノーケリンググッズを借りる

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車と宿のみ予約し、島での予定を全く立てていなかった僕たちでしたが、海を見た瞬間1日目の予定はダイビングに決まっていました。
そこで水着一つ手に島に来た僕たちの問題がシュノーケリンググッズ。まだまだ泳げる時期とはいえ、若干シーズン外だったためほとんどのダイビングショップは閉まっていました

やがて辿り着いたのがケンチャ・ルマさん。当日予約にも関わらずゴーグルやフィン(足のヒレ)など最低限必要な4点セットを2000円で借りられました。

初心者が潜りやすい場所まで親切に教えていただき心強かったです。

 

 

ダイビングする

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教えて頂いたオススメのダイビングスポットのうち僕たちは中之郷という場所へ。
ここはちょっとした穴場という事で、僕たち以外のダイバーはいませんでした。

何を隠そう僕は初ダイビングだったので、何から何までが初めてづくしです。

しかし綺麗な海を前にしては、僕という存在などちっぽけなものなのでしょう。

ダイビング経験者の友人は僕にゴーグルの曇り止めの塗り方だけ教えて潜って行ってしまいました

 

泳ぎ方をなんとか習得し、余裕ができるとそこ一面に広がるのは水族館の水槽の中のような世界でした。ハマクマノミシマアジ名前も知らない虹色の魚キラキラと反射する小魚の群れなど、カラフルな熱帯の魚が優雅に泳いでいるのです。

島の人によると、不思議なことにモリなどを持っていなければ人間をあまり警戒せず、一緒に泳ぐことができ、近くで泳ぐ姿を見ることができるそうです。

 

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中之郷:防波堤があるため波が穏やかですが、底が深く魚がたくさんいます。

 

その後お店の人がサンゴ礁が見れるとオススメしてくれた底土というスポットにも移動してみました。
そこではダイバーの人はちらほらいるものの、やはりお店の人が太鼓判を押すほどの場所。海底一面にサンゴ礁の花が咲いているようでした

なんといっても一番驚いたのが、ウミガメも泳いでいるのです。カメが広い海を泳ぐ姿の優雅なこと、一見の価値ありです。


人間の体とは不思議なもので、沈もうとしなければ海に浮かびます

楽な体勢をとり手を広げながら浮かんでいると、まるで空を飛んでいるような気分です。

一度は経験したい、不思議な体験でした。

 

カメラがなかったため写真は撮れませんでしたが、水中カメラを持っていくとより楽しめるかもしれません。

 

島をドライブする


八丈島には八丈八景という景色が綺麗なスポットが八つあります。その幾つかを巡るドライブも楽しみ方の一つでした。

 

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ふれあい牧場:見晴らしもよく、展望台にもなっています。アイスが美味。

 

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八丈富士からの景色:もはや海と空の境界線がわかりません。

 

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八丈小島と夕景:写真奥に見えるのは八丈小島です。ゴツゴツした岩を超えた先にある夕景は圧巻です。

 

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逢坂橋:大坂隊道へ繋がる逢坂橋からの景色は言葉を失うほど。ドライバーのわき見運転には要注意です。

 

島寿司を食べる

島に来て忘れてはいけないのがグルメ

綺麗な海からとれる新鮮な海の幸は美味しいに決まっています。

 

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銀八の島寿司:独特の甘いシャリと新鮮な魚の組合せが絶妙です。

 

僕たちがいただいたのは銀八の島寿司。

いろんな白身魚のお寿司がいただけます。

金目鯛岩海苔も美味しかったのですが、中でも群を抜いて美味しかったのがシマアジ高級魚のためあまり口にする機会はないのですが、これはたまりませんでした。シマアジを食べるためだけでももう一度島を訪ねたくなる味、是非機会があれば召し上がってみては?

銀八では注文を受けてから握ってくれるため、予約をしているとスムーズに食事することができます。

 

語り切れない魅力

他にも、火山島である八丈島にはいくつもの見晴らしのいい温泉や、島で作られるという香り高い島焼酎、釣り人にはたまらない大物スポットや、滝の裏側に入ることができる裏見ヶ滝、など三泊じゃ到底楽しみつくせない魅力あふれる場所がたくさんあります。

 

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東京都の南に浮かぶ亜熱帯の島八丈島には人を惹きつけて離さない魅力がたくさんありました。

飛行機で気軽に、あるいはフェリーで船旅を楽しみながら、ぜひ一度八丈島を訪れてみてはいかがでしょうか。