ヒステリックプルーン

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病的なほどに鉄分やユーモアを含んでいます

茶髪男子が受け入れられない世の中に物申したい

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こんにちは。絶賛バイト探し中のみちです。


先日、ゲームセンターのアルバイトの面接に行きました。

 

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ゲーセンが大好きな僕はその思いの丈を履歴書にぶつけ、面接でもしっかりとハキハキ明るい人になりきりました。
店長が大学時代の話を始めるほど会話が弾んだ面接の最後で、「髪は黒に染められる?」と聞かれました。

 

そうです。ここ最近バイトが決まらないのは、髪を茶色に染めたことで黒髪のみの制限があるアルバイトをことごとく諦めているからなんです。

 


そもそも僕が髪を染めているのは、「童顔が誤魔化せるから」に他なりません。
童顔と言うのは生き辛く、初対面の人に舐められ後輩に舐められ同期にも舐められ居酒屋では年齢確認をされコンビニでも年齢確認をされ老け顔の友人といると親子に間違えられ小中の同窓会に行けば「お前背は伸びたけど顔は変わってないね」と言われ、あまり良いことがありません。


ですが、茶髪にしていれば、せめて大学生には見られます。

 

いくら好きなゲームセンターでバイトが出来るとはいえ、もう童顔の日々には戻りたくない。そう思った僕は、履歴書を返してもらい、少し仲良くなった店長と別れゲームセンターを後にしました。

 


その以前に同じように「髪色」という理由で薬局のバイトに落ちていたこともあり、今度は「髪色自由」に重点を置いてアルバイトを探してみることに。

 

結果見つかったのが「ビアガーデン」。

交友関係が狭くお酒もそこまで好きでない僕には未知の空間であり、屋上に緑が茂ってておじさん達がビールを飲んでそう程度の認識しかありません。
あえて知らないところに飛び込んでみるのもありかな、と思った僕は面接を受けることにしました。

 

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面接当日、会場に着くとそこには笑顔のアロハシャツのおじさんが。店長、すごいラフです。
ビアガーデンこわい

 

履歴書を渡し、面接は進んでいきました。「出身福岡なんだ。」とか「へー、今大学生なんだ。」等当たり障りのないやりとりが繰り返されます。

 

そして志望動機の欄に入ったときに事件は起こりました
面倒くさがりの僕はゲームセンターの面接の際に使った履歴書を流用したんですが、志望動機の欄に「ゲームセンターが好きで、家も近いので応募させていただきました。」と書いていたのです。

 

ゲームセンターはうちには関係ないよねぇ(笑)」苦笑いの店長の前で、凍りつく僕。
そうです、ここはビアガーデンの面接会場
志望動機に全く違うことが書いてあるというツッコミ芸人が喜びそうなボケをかましてしまった上に、「ゲームセンターが好き」と自分がロクでもないやつであるというカミングアウトまでしてしまいました。

 

その後はもう何を喋ったか覚えてないです。ただ、ビアガーデンのアルバイトについての悪い点を必死に探してどうせ受かっても行きたくなかったと自分に暗示を掛けようと必死でした。なかなかのリカバリー能力だと思います。


この記事で何が言いたいかと言うと、茶髪はもっと受け入れられていいと思うんです。
茶髪が受け入れられない世の中のせいでビアガーデンにゲーセンの履歴書を提出してしまったわけです。本来なら僕はもうクスリが欲しくて欲しくてたまらない人たちにクスリを売っていたはずなのです。ドラッグストアでですが。

 

茶髪の人を雇うとイメージが悪くなると言う人もいますが、黒髪でもっさりする人は茶髪にした方が爽やかなこともあります。
茶髪にしてるやつにはろくでもないやつもいます。多いです。でも、悪い鬼がいればいい鬼がいるように、悪い茶髪がいればいい茶髪もいるんです。僕なんてその良い例です
採用担当の方はぜひ、茶髪でひとくくりに判断せずに内面を見て判断してほしいものです。


ただ、内容込みで面接に落ちてるのならあれです、そのまま茶髪だから落ちてることにしてもらえるとありがたいです。