バレンタインどうすればいい!?もらって嬉しいチョコの渡し方選手権!~学生編~
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まさ「さーて、今年もこの時期がやってきました。」
みち「くっそ。あの時期か...」
まさ「そうです。世のリア充たちが猛威をふるい出す時期。」
みち「なるほど。意味もなく個数を競い合う不届き者もいればただ一つの愛を噛みしめTwitterに画像上げる不届き者もいる時期。」
まさ「その中で涙を流しながら今年も絶対に離れることのない存在Okaasan(お母さん)に唯一のSweet treasure(チョコレート)をもらい、自分は0個ではないんだと自分に言い聞かせる者もいる地獄の祭典。その名も...」
みち・まさ「バレンタインデー!!!」
まさ「今年も来てしまったあああああああ!!くそが!!」
みち「肩身が狭すぎてもう肩がないわ!!」
まさ「いや表現が独特すぎるやろ!笑 どんなや!」
みち「ちなみに今年はどれくらいもらえそうなん?」
まさ「...二度と話しかけんな。」
みち「なんでや!!どうやらOkaasan(お母さん)だけのようやな笑
ぷぷぷーーーーwwwww」
まさ「くっそ!!腹立つな!!そういうお前はあるとや?」
みち「...ダンプカーと正面衝突でもしとけ。」
まさ「お前もかよ!!笑 よく笑えたな!」
みち「ということでこのまま指をくわえながらバレンタインを見とくのもあれなのでどんな風にもらったら嬉しいのか妄想してみよう。」
まさ「すごく悲しいな!!笑 けどそれくらいしかすることないしね。」
みち「お互いに案を出し合って一番いい渡し方を決めようじゃないか!!」
まさ「いいね!!」
みち「今回は学生が渡されて嬉しいシチュエーションにしよう。では考えました一つ目はこちら。」
チョコを一つももらえなかった放課後、一抹の期待を抱き靴箱を覗くとそこには手紙が。クローバーのシールで閉じられた可愛らしい便箋の中には書き殴られた「バーカ!」の文字。あいつの仕業に違いない。 あいつとは家が隣のいわゆる幼馴染みである。長い付き合いではあるが、さすがに頭に来た俺は幼馴染みの家へ。
「おい!靴箱のイタズラお前だろ。」
「へへへ、ごめんね。」
頭を小突くとちょこんと舌を出して笑う。いつまでも昔からのままだ。
「お詫びにこれ、あげるね。」
そういって幼馴染みは小包を差し出してきた。
「お前のおかげで今年も0個じゃなくて済みそうだ。義理でもありがとな!」
そう言って帰ろうとする俺の後ろ姿にポツリと、
「今年は義理じゃ、ないから...。」
まさ「痛いな!!とにかく痛いよ!!笑」
みち「本当に苦しい。やらなければよかった。」
まさ「俺に任せろ。本当のバレンタイン見せてやる。」
みち「頼んだ。」
~放課後~
僕「いっけね。教室に忘れ物しちまったよ。」
生徒A「おいおい笑 頼むぜ笑」
僕「ごめんごめん先に帰っててくれよ!」
僕が忘れ物を取りに教室に戻ると教室には一人の女の子が窓の外を眺めていた...
僕「(Bさんだ...なにしてるんだろう。まぁいいか。そっと忘れ物とって帰ろう)」
ガタガタッ
僕「(やべっ!)」
びっくりして振り返ったBさんと僕の目が合う
僕「(やべぇ~。気まずい。なにか話すべきかな?)」
そう考えているとBさんは頬を赤く染めながら今にも消えそうな声でこう言った
Bさん「わ、忘れ物...?」
僕「そ、そう!数学の教科書を忘れちゃってさ笑(自作の小説を忘れたなんて口が裂けても言えないや)」
2人の間に沈黙が走る
僕「そ、それじゃ僕帰るね!」
Bさん「待って!!」
僕「えっ!?」
Bさんがバッグから何かを取り出す
Bさん「こ、これもらってくれない?(チョコを差し出しながら)」
僕「えっ!?こ、これって...」
Bさん「ずっと渡そうと思ってたんだけど勇気が出なくて渡せなかったんだ。
そしたら急に教室に入ってきたから勇気出して...//」
僕「...Bさん...!」
こうして2人は永遠の愛を誓いました
みち「なんで永遠の愛まで誓ったとや!!笑 妄想が過ぎるやろ!!」
まさ「すごいやるせない気持ちになるなこれ...」
みち「バレンタインとはどういうことなのかおしえてやるわ。」
まさ「俺の敵を取ってくれ。」
僕には密かに憧れている先輩がいる。剣道部の女子の先輩だ。 実力もあり主将の先輩はみんなの信頼も厚い。だけど先輩は無口であまり自分のことを話さない。いつも僕が話すのを頷きながら楽しそうに聞いているだけだった。 だから僕は知らなかった。 「お前知らなかったのか?先輩、春から東京に行くんだってよ。」
このことを知らされた僕は考える暇もなく走り出していた。
「先輩!」
靴箱を出た先輩の後ろ姿を見つけ、急いで駆け寄る。
「なんで教えてくれなかったんですか!」
問い詰める僕に黙り込む先輩。 暫くの沈黙を破ったのは先輩だった。
「はい、これ。」
「えっ。」
唐突に小箱を渡され、戸惑うことしかできない。
「バレンタインデー、だから。」
状況が理解できない僕を置いて先輩は歩き出す。 必死に声を振り絞る僕。
「どういうこと...ですか?」
涙目の先輩が振り向いた。
「東京で...待ってるから。」
まさ「ひどい妄想やな!!もはや願望やろ!!笑」
みち「もういやだ...いやだよ...」
まさ「まぁおまえの分までバレンタインを噛みしめてやるわ。」
みち「僕に希望をくれ。」
~部活後~
俺にはバレンタインなんて関係ない。せいぜいバレンタインに浮かれてるがいいさ。その間にもっともっと練習して絶対にプロになってやる!!
「そんなに根詰めてると体壊しちゃうぞ~」
びっくりして後ろを振り返る
僕「なんだA美かよ。」
A美「なんだとは失礼なやつ。そんなんだからモテないんだよ~だ!」
僕「...っるせぇな!!別にそんなことどうでもいいんだよ!!」
頭にきてより一層力が入る
A美「今年もチョコレートもらえなかったんだ笑」
僕「チョコなんてもんに浮かれてる暇なんて俺にはないんだよ!」
A美「たまには息抜きだってしないと一番大事なものを見失っちゃうかもよ?ほら。」
A美は小さい袋を俺に投げつけ
A美「私はずっと応援してるから...ずっと...」
そうつぶやくと走り去っていった
まさ「くそがっ(ボソッ)」
みち「おい!!ひがみみたいなのが自然にでてるよ!!笑」
まさ「ああああああああああああああああ!!!」
みち「落ち着けよ!!確かにもどかしいけど!!」
まさ「皆さんはどのシチュエーションが好きでしょうか?恋に悩める女の子たちはぜひとも参考にしてみてください。」
みち「いや参考にならんやろ!!笑」
まさ「とにかくこういう風に渡されるととても嬉しいです。」
みち「飛び跳ねれるよね。誰かチョコレートください。」
まさ「次回は社会人編をやるので参考にしてみてください。チョコレートがほしいです。次回もよろしく...」